「あることに効果をもたらすものは、ある別のことに違った作用をもたらすことがある。」…これを副作用といいます。
そして薄毛治療に効果のある内服薬も、副作用をもたらすことがあるのも事実です。
例えば薄毛治療に効果があるミノキシジルには、「低血圧/多毛症/お肌の荒れ/性欲減退」といった副作用があります。
(※特に低血圧には注意を要します。)
では薄毛治療の内服薬の中で、もっとも使用され効果があるといわれる「プロペシア」にも副作用があるのでしょうか。
実はプロペシアの副作用といっても、ほとんどの方が副作用を経験していないのです。
では数少ないプロペシアの副作用には、どのようなことがあるのでしょうか。
一般的にいわれている副作用…それは「性欲減退/胃部不快感/性機能障害/頻尿/頭痛/腹痛/下痢」といった症状です。
その副作用の中でも、性欲減退を経験した方が…。
ある臨床試験によると、「1㎎の錠剤を1年間投与した場合→58%の被験者の薄毛治療改善効果が認められる/4%の被験者に性機能障害などの副作用が認められる」という結果が出ました。
(※ちなみに4%の被験者に対して、プロペシア投与をやめた結果、性欲減退は解消されたそうです。)
(※またプロペシアとED治療薬「バイアグラ/レビトラ」を併用したところ、何の副作用もなく性欲も維持できたそうです。)
このようにごく少数ではありますが、プロペシアの副作用が確認されていることがわかります。
しかしプロペシアの場合、副作用よりもっと気を付けなければならないことがあります。
それは、「女性/未成年者は絶対にプロペシアを服用してはいけない。」ということです。
特に妊婦の方は…。
何故なら万が一間違って服用してしまうと、赤ちゃんに多大な悪影響を及ぼしてしまうからです。
事実、厚生労働省でも次のように訴えています。
「絶対にプロペシアを粉末にしないでください(=間違って、服用する可能性があるからです)。」
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