ミノキシジル注射
薬物の服用がメインと考えられている薄毛治療ですが、直接頭皮に働きかける注射の薄毛治療も確立されてきています。
ここではさまざまな注射の薄毛治療の中で、特に育毛効果が優れているといわれる2つの薄毛治療にスポットを当ててみたいと思います。
○ミノキシジル注射…
育毛剤の成分として注目を集めているミノキシジルは、頭皮の血管を拡張することで血行を促進させる治療方法です。
つまり毛根部分(毛母細胞)に栄養分をダイレクトに届けることによって、今まで以上に育毛効果を促進させる効果があるのです。
育毛剤の場合、栄養分を頭皮に浸透させるわけですが、頭皮の深層部分まで浸透するわけではありません。
しかしミノキシジル注射は薄毛になっている頭皮にダイレクトに働きかけるため、育毛剤以上に即効性があるのです。
さらにミノキシジルは育毛成分だけでなく、毛髪に有効性をもたらすさまざまな成分も配合しています(=ミネラル/アミノ酸/ビタミン)。
このように即効性のあるミノキシジル注射ですが、必ずすべての人に効果があるわけではありません。
また、費用に関しても割高になります。
(※ミノキシジル注射は専門医療機関で3~4回受け、その費用は10万円前後になります。)
プラセンタ注射
もう1つの注射による薄毛治療は、「プラセンタ注射」です。
プラセンタとは哺乳類の胎盤抽出物から取り出したエキスで、薄毛治療だけでなく広範囲にわたって活用されています。
特に女性の美容世界においては、非常に人気の高い治療方法です。
そのプラセンタが近年、薄毛治療に効果があることが分かったのです。
またプラセンタ注射をする際、(すべての専門医療機関ではありませんが)極低温麻酔を使用することによって注射による痛みを軽減しています。
ちなみにプラセンタ注射の画期的なところは、女性の薄毛治療に対して門戸を開いたことにあります。
何故なら女性の薄毛治療には、プロペシアやアボルブといった薬物を使用することができなかったからです。
どちらにしても必要な成分を直接届けるプラセンタ注射は、より確実な育毛効果を期待できます。
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